高コレステロール血症の症状と対策

 

高コレステロール血症の症状と対策

高コレステロール血症の症状

血液中のコレステロール値が高い脂質異常症です。
ほとんどの場合において自覚症状がないのが特徴です。

 

自覚症状がでた時には、すでに心臓や脳または下肢の動脈硬化が進み、突然、脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすため、高血圧と同様に怖い病気です。

 

高コレステロール血症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が増えた状態で、血液の粘り気も増しています。この状態が長く続くと血管内壁に脂質が沈着し動脈の壁が厚く硬くなっていきます。
その結果、心臓では狭心症や心筋梗塞、脳では脳梗塞など命にかかわる恐ろしい合併症を招きやすくなります。

 

高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高トリグリセリド血症といった種類があります。

 

 

高コレステロール血症の予防・対策

高コレステロール血症にならないためには、日頃からの生活習慣の積み重ねが大事です。長年の生活習慣はすぐには変えられないかもしれませんが、実行することによる効果は現れます。

 

体脂肪率の減少により大きく数値を低下させることが可能です。2~3kgの減量でも大きな影響を与えることになります。
食事療法、運動療法、投薬による治療などが行われます。

 

食事療法のポイント
食事制限で適切なカロリーを摂取し、肥満を解消

標準体重を目指しましょう。

 

中性脂肪を増やす原因となる過剰な糖質の摂りすぎやアルコールの飲み過ぎを控える

間食で果物や菓子類をあまり食べない、週2回以上の休肝日を設けましょう。

 

コレステロールの多い食品を控える

卵黄・レバー・ベーコン・たらこ・すじこなどコレステロールの高い食品は1回の量をおさえましょう。

 

コレステロールの吸収を抑える働きのある植物繊維の多い食品を

いも・豆類・野菜・きのこ・海藻類を積極的にとりましょう。

 

身体の酸化を防ぐ効果のあるビタミンA・C・Eを多くとる

緑黄食野菜(ビタミンA)、野菜類(ビタミンC)、植物油・種実類(ビタミンE)などを積極的にとりましょう。

 

コレステロールや中性脂肪を低下させる作用のある大豆製品や青魚を多くとる

大豆・納豆・豆腐・いわし・さんま・さばなどを積極的にとりましょう

 

運動療法のポイント

症状が重い方は運動を始める前に医師に相談しましょう。
特に、高血圧、糖尿病など、心臓の悪い人などは自己判断で始めることは避けましょう。

 

脂肪を燃焼させるために、12~15分以上有酸素運動を行う。
ウォーキング、水泳、サイクリングなど、有酸素運動がおすすめです。
1回30分、週3回以上を3ヶ月続けると効果がより期待できます。

 

こちらを参照⇒ コレステロールを下げる運動


 

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