コレステロールを下げる運動

 

コレステロールを下げる運動

運動で代謝をよくしコレステロール値を下げる

コレステロールが高くなる原因には、過食や高カロリーの食事によるエネルギー過多と同時に、運動不足が考えられます。運動は、体内の脂質の代謝をよくし、コレステロール値を下げる効果があります。

 

運動の効果としてもっとも目立つのは、中性脂肪値が下がることです。
運動に必要なエネルギーは、まず筋肉内のグリコーゲンを分解して供給されますが、その後は脂肪を分解してまかなわれます。
中性脂肪が減ると善玉のHDLコレステロールが増えます。

 

 

歩くだけでもコレステロールや中性脂肪が減る

日頃、運動をしなれてない人なら、激しいトレーニングでなくてもウォーキングがいいのではないでしょうか。
1日の歩数が多いほど、総コレステロール値や中性脂肪値は低くなり、善玉のHDLコレステロール値は高くなっていきます。HDLコレステロールは、運動を続けるほど増加し、やめるともとに戻ってしまいます。適度な運動を継続して行うことが肝心です。

 

 

日ごろの運動で心筋梗塞のリスクが下がる

適度な運動には、コレステロール値を下げるほかにも、生活習慣病を防ぐいろいろな効果があります。
血液中のコレステロールや中性脂肪が減ることで、動脈硬化が改善されます。

 

ダイエットやストレス解消にも効果的

運動で、体内の脂肪が消費できれば、生活習慣病の危険因子のひとつである肥満も解消できます。
また、体を動かすことが気分転換になってストレスが解消されたり、健康への意識が高まって、食事療法や禁煙など、生活全般にプラスにはたらくことも期待できます。さまざまな効果を得るためには、少しずつでも継続することが大切です。

 

酸素がいきわたる有酸素運動をする

コレステロールを下げるためには、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動には、ジョギングや水泳、テニス、ウォーキング、体操、水中歩行などのような運動する時間が長く、持久力が必要なスポーツです。

 

有酸素運動をすると、筋肉が酸素を必要とするため、酸素を供給しようとして心臓が速く動き、脈拍が速くなります。これが有酸素運動です。

 

脂肪を代謝させ、コレステロール値を下げるには、楽に会話ができて汗ばむ程度の運動を30~40分、週に3回程度行うのが理想です。

 

 

食事の3時間後の運動が効果的

有酸素運動をするのに一番効果的な時間帯は、中性脂肪がピークになる食事の3時間後です。このタイミングで運動をすると、中性脂肪を速やかに減らすことができます。

 

効果を得るには6ヶ月から1年は続けましょう
運動は、始めて3ヶ月ぐらい続けるとHDLがふえ始め、中性脂肪も下がりますが、悪玉のLDLにはなかなか変化がみられません。総コレステロール値が下がるのには6ヶ月ぐらいかかるのが一般的です。

 

個人差はありますが、効果が出てから数値が安定するまでには、6ヶ月から1年以上、様子をみる必要があります。

 

コレステロール・中性脂肪を下げる運動

スイミング

全身運動で消費エネルギーも多く、水中ではひざや腰への負担が少なくなるため最適。スピードよりも長時間泳ぐことを心がけましょう。水中ウォーキングも効果的です。

ジョギング

1週間に20kmの運動量が目標です。毎日実行するなら1日3km、時間にすると30~40分が目安。天候や体調に合わせて無理せず、疲れたら休みながら走りましょう。

ウォーキング

歩幅を大きめにとり、歩きやすい靴と通気性のよい服装で。天候によっては無理をしないように続けましょう。

体操

ラジオ体操や、テレビの放送に合わせて行えば、毎日の習慣にもしやすいでしょう。腰痛があればいすに座って行うなど、体調に合わせて加減しましょう。

テニス

スピードのゆるいボールを打ち合ったり、壁打ちを長時間続けるほうが、コレステロールを下げる運動になります。


 

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